協同工業は、営業のいる本社のすぐ隣に工場があります。そのため、進行状況を営業マンがチェックでき、臨機応変のご対応が可能となります。また、営業マンが技術に触れる機会が自ずと増えるため、お客さまと技術の突っ込んだ話もしやすくなり「話が早い」というメリットももたらします。

決められたことを決められた通りにやっていたのでは、時代のスピードに追いつくことはできません。協同工業は、常に「臨機応変」。特注品へのご対応にも実績があります。「すべてはお客さまのために」。それが、私の営業スタンスです。
総務の仕事は多岐に渡りますが、特にやりがいを感じるのは「資材調達」です。ビス1本から、鋼板数トンまで、材料がなければ製品はつくれません。資材調達は、製造工程のスタートだと言えます。「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」調達することで、資材の無駄な在庫をなくし、購買コストを低減させるよう努めています。

こうした取り組みは、けっして派手ではありません。しかし、積み重ねていけば、必ず成果は出るはずです。協同工業には、特注品の製造や、細かいオーダーへの対応など、他社にはない強みがありますが、それでもなお激化する市場競争と無縁ではいられません。資材調達は、製品の競争力を裏で支える仕事だと考えています。
お客さまの要求にお応えするには、作業の効率化や先進設備の導入は不可欠。しかし一方で、機械に頼るよりも、手作業の方がずっと効率がよく時間短縮につながるケースがあるのも事実です。

協同工業には50年以上の間に脈々と受け継がれてきた技術があります。譲れないもの、守るべきものは大切に継承しつつ、新しいこともどんどん取り入れていくことが重要ではないでしょうか。そのためには、常に現状に満足していては駄目です。自分も含め、一人ひとりの成長が会社の成長につながるのですから。
お客さまから難しい要求をされても、真摯に応えること。試行錯誤を繰り返しながらも、求められるものを形にし、ご提供すること。それが、私たちが受け継いでいくべき、協同工業の姿勢だと思います。

協同工業は、東京メトロの空調設備に関し約94%の納入実績があります。こういう公共の仕事は、60年近くの実績があるからこそ携わることができるのではないでしょうか。だからこそ、永年、積み上げてきた技術の伝承は重要です。それを担う後進の採用や育成は欠かせないと思います。オーダーメイドの製品が多いため、難しいことは多々ありますが、そのぶん自分のスキルアップが可能になります。一緒に頑張りましょう。
協同工業が手がける製品は実に多彩で、「空調」に関する全ての領域を網羅しているため、覚えなければならないことは多岐に渡ります。たいへんなことは多いですが、今は特注品なども任せてもらえるようになり、やりがいを感じています。上手くやれたときは、すごく嬉しいですね。

周囲との連携にも、常に気をつけています。社員間の横の繋がりが強いことも、この会社の大きな特徴ではないでしょうか。自分の仕事だけでなく、行程が詰まっている所へ互いにヘルプを行い、臨機応変に対応する。そんな柔軟性も、協同工業の強みだと思います。